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施設の運転監視

昼夜を問わず施設の状態を監視
 
 大きな下水処理場や浄水場では施設の状態を監視するために中央監視室を設けて機器の異常や処理の状況を監視しています。ここから施設内の機器を運転したり停止させることができ、薬品などの注入量を調整することもできます。
中央監視室は施設の頭脳ですので、多くの経験や知識をもった技術職員が24時間365日交代で常駐して、施設の安定運転のために働いています。
自然環境を守る下水処理場
 
 下水処理場は広大な敷地の中に建設されています。水処理設備といわれる巨大な水槽には役割があって、大きな砂粒を沈殿させて除去する水槽や微生物が活動して水に溶けた不純物を除去する水槽などが整然と並んでいます。
処理されて不純物を除去された水は最終的に殺菌されて海や河川に放流されます。常に正常運転することで放流先の自然環境を守っています。
水道水を作る浄水場
 
 生活に欠かせない水道水は町の浄水場で作られています。地下水や河川の水を飲み水にできるまで浄水し、配管を通じて皆様の家庭まで送られています。厳しい法律で定められたきれいな水にするために、複雑な処理を繰り返し、さらには水道からでる水の圧力が下がらないよう高台の水槽まで運んでいます。
いつも水道からきれいな水道水が出るのは、浄水場が正しく運転されているからです。
浄水場のバイオセンサー
 
 水道水の水質を監視するために多くのセンサーが使われています。そのひとつにバイオセンサーがあります。浄水場に流入する原水を常時水槽に取り込み、めだかを飼育してその動きをカメラとコンピュータで監視、動きに異常があれば警報を発生します。
原始的な方法と思われますが、トンネル工事に小鳥を持ち込むのと同じで毒性のある水が少しでも流入すると浄水場の運転を停止して、市民の健康を守っています。
遠方からの運転監視
 
 小規模の下水処理場や浄水場は24時間常駐で運転監視することができないために、異常が発生した場合に発見が遅れる可能性があります。そのような場合は遠方からの監視が有効です。インターネットとパソコンがあれば施設の状況をどこからでも監視することができます。
休日や深夜に発生する故障などを早期に発見し、技術者を急行させて故障復旧させます。
このように多くの知恵やアイディアで施設を運転監視する方法があり、施設の正常運転を保障しているのです。
四国テクニカルメンテナンス株式会社
〒761-8062
香川県高松市室新町966番地1
TEL:087-864-6660
FAX:087-864-6663
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